今 私が巡回している幼稚園の1つは日本の遺骨収拾団体
(ソロモンは第二次世界大戦で日本とアメリカが戦った舞台になったところでもあり、今でも多くの当時の兵隊さんの遺骨が残っており遺族が遺骨を探しにやってきている)
の支援により幼稚園が建てられている。
日本からの支援は建設費用なので、
建設にあたっては現地の村人がやっている。
一応 専門の建設する人が村にいるものの建設道具は
ほとんど日本みたいにそろっているわけでないので、
すんごく時間がかかる。
私が派遣される少し前から建設は始まっていたみたいなんで、
5ヶ月くらいはもう経っているんだけど、日本の何倍もの時間がかかる。。。
私もちょっと前に手伝ってみたんだけど、そりゃ時間かかるね。。。
といった感じ。
セメントなどを市内から買ってもってくるんだけど、
それもトラックで運ぶとなると雨が降ればベティバツの道路は
べちゃべちゃになるので資材を運ぶことができない。
晴れが数日続いて道が乾くのを待たないといけない。
そして作業の殆どが手作業と言っていい感じなのだ。
初めて私が作業を手伝ったときは私と
建設を主にしている人(マンギさん)だけの2人で、
床の基盤になる部分に土砂を埋めていくんだけど、
それを1輪車で数百メートル離れたところから運ぶ。
1輪車は1つしかなく、私は農道を1輪車を押していくほど力がないので米袋に入れて運ぶ。。。
そしてペットボトルにセメントをいれて固めた重しを持ち上げては落として平に固めていく。。。。
この作業をただひたすら1日やっていました。
そして2回目の私が手伝った日は村人が何名か手伝いに来てくた日で、
女性が大きな米袋に土砂を入れて運ぶ作業をひたすらやりました。
ソロモンの女性はとっても力持ちで働きものです。
今度は集めた土砂をセメントの粉と混ぜ合わせて床の部分をセメントで埋めていきます。このときもセメントと土砂を混ぜるのはもちろんスコップで、セメントを流した後は木材で平にのばしていきます。
この日は10人くらいの村人が手伝ってようやく床の部分のセメントが終了。
壁になる木材も近くの山から切ってきます。
やはりソロモンはすごく木に恵まれているので、木材は簡単に手にはいります。
家を建てるときも近くの山から木を切ってきて建てるって感じ。
特にベティバツは山の中の村の中なので、木には困らないって感じです。
まだまだ幼稚園完成は先のようです。
2011年8月27日土曜日
2011年7月22日金曜日
ラバラバ
ソロモンで特に女性は1人に1枚は必ず持っているラバラバ
単なる布切れ1枚なんだけど まぁこれが色んな用途で使われています
こっちに来てとりあえずラバラバは1枚買っておいた方がいいよって言われていました
お風呂が川かレインタンクでも外での水浴びになるから、水浴びの時はラバラバ使用です。
1枚布を身体に巻いて、水浴びします。
だけど、ソロモン人と生活をしていくと、ラバラバも水浴び用だけでなく
色んな用途で使われていることがわかってきたのでここで紹介したいと思います
まずは 基本的な使い方
● 身体に巻くパターン
幼稚園の先生ジャネット 彼女は水浴び中でもないんだけど ちょっと話しをしにジャネットの家に行ったらラバラバ1枚ワンピースでした
まぁ水浴びの時も同じような巻き方です
家でゆっくりしてる時はソロモン人女性は
ラバラバ1枚はよくあります
● おんぶひもパターン
子どももこれは普通のおんぶひもより気持ちよさそう
● だっこひもパターン
全体が写ってないんだけどこのパターンはここ最近はよく日本のママたちも
多い使われ方ですね
これも赤ちゃん気持ち良さそう
● ドア代わりに。。。
私の部屋はドアつけてもらったんだけど、シェアメートの部屋のドアはありません。。。なもんでラバラバつけてかるいドア代わりにしてます
結構、ソロモンの家はドアない部屋多いです。
窓にかけてカーテン代わりにもよく使われています
(というかカーテン売ってないのでラバラバしか使われてない)
● アイディア商品!!
シェアメートの部屋で見つけた!今年違う島から来た新任の先生とうこともあるだろうけど、部屋は物も少なくてシンプル。
洋服ダンスなんてもちろんない。ラバラバをうまく使っての洋服収納品
物がないならないで、工夫して使われているとこもたまーにある。
工夫品つながりで
ソロモンでたくさんの人から支持が高い商品
これは米袋バッグです。。。
初め見たときはえ???笑
って感じだったけど、米袋だから頑丈で雨に濡れても染みないしなんといっても米食べ終わってからの使い回し。なんとエコなんでしょう。
このアイディア商品には私も驚きと関心でした。
この少年は家にやってきて多呂(里芋みたいなソロモンの芋)喰いたいか?って行ってじゃぁちょっと待っててっていってタロイモこのライスバッグ一杯に撮ってきてくれた時の1枚。
学校行く生徒たちもノートやらをこのバッグにいれて通学している子多し。
ソロモン隊員も使っている人もたまにいて 頑丈でいいのだそう。
ないならないなり色んな工夫が見られます
ないつながりで。。。。
ソロモンでは缶詰はかなり重宝品です。
ツナが殆どだけど、その他も。。。
だけどこっちの缶切りはまぁあけにくい。。。
でも必要だからと思って買ったんだけど、私のシェアメートはナイフで官を開けます。ある日気づけば缶切りが行方不明になって、初めはシェアメートに手伝ってもらいながらだったけど、今では私もナイフで缶あけれます♪
最初は日本人だから何もできないって思われてたのが悔しくて(実際ソロモンでの生活では、火を起こしたり、畑耕したり全くできない同然だった)できるだけ彼女たちと同じようにやれるように、やってきて少しずつシェアメートもやれるじゃぁん!ってちょっと仲間に入れた気分です:)
まぁ日本ではそんなできても、使えるときはあんまりないんだけどね。。。
ちなみにシェアメートは普通のスプーンで缶をあけることができるのだそう。。。
単なる布切れ1枚なんだけど まぁこれが色んな用途で使われています
こっちに来てとりあえずラバラバは1枚買っておいた方がいいよって言われていました
お風呂が川かレインタンクでも外での水浴びになるから、水浴びの時はラバラバ使用です。
1枚布を身体に巻いて、水浴びします。
だけど、ソロモン人と生活をしていくと、ラバラバも水浴び用だけでなく
色んな用途で使われていることがわかってきたのでここで紹介したいと思います
まずは 基本的な使い方
● 身体に巻くパターン
幼稚園の先生ジャネット 彼女は水浴び中でもないんだけど ちょっと話しをしにジャネットの家に行ったらラバラバ1枚ワンピースでした
まぁ水浴びの時も同じような巻き方です
家でゆっくりしてる時はソロモン人女性は
ラバラバ1枚はよくあります
● おんぶひもパターン
子どももこれは普通のおんぶひもより気持ちよさそう
● だっこひもパターン
全体が写ってないんだけどこのパターンはここ最近はよく日本のママたちも
多い使われ方ですね
これも赤ちゃん気持ち良さそう
● ドア代わりに。。。
私の部屋はドアつけてもらったんだけど、シェアメートの部屋のドアはありません。。。なもんでラバラバつけてかるいドア代わりにしてます
結構、ソロモンの家はドアない部屋多いです。
窓にかけてカーテン代わりにもよく使われています
(というかカーテン売ってないのでラバラバしか使われてない)
● アイディア商品!!
シェアメートの部屋で見つけた!今年違う島から来た新任の先生とうこともあるだろうけど、部屋は物も少なくてシンプル。
洋服ダンスなんてもちろんない。ラバラバをうまく使っての洋服収納品
物がないならないで、工夫して使われているとこもたまーにある。
工夫品つながりで
ソロモンでたくさんの人から支持が高い商品
これは米袋バッグです。。。
初め見たときはえ???笑
って感じだったけど、米袋だから頑丈で雨に濡れても染みないしなんといっても米食べ終わってからの使い回し。なんとエコなんでしょう。
このアイディア商品には私も驚きと関心でした。
この少年は家にやってきて多呂(里芋みたいなソロモンの芋)喰いたいか?って行ってじゃぁちょっと待っててっていってタロイモこのライスバッグ一杯に撮ってきてくれた時の1枚。
学校行く生徒たちもノートやらをこのバッグにいれて通学している子多し。
ソロモン隊員も使っている人もたまにいて 頑丈でいいのだそう。
ないならないなり色んな工夫が見られます
ないつながりで。。。。
ソロモンでは缶詰はかなり重宝品です。
ツナが殆どだけど、その他も。。。
だけどこっちの缶切りはまぁあけにくい。。。
でも必要だからと思って買ったんだけど、私のシェアメートはナイフで官を開けます。ある日気づけば缶切りが行方不明になって、初めはシェアメートに手伝ってもらいながらだったけど、今では私もナイフで缶あけれます♪
最初は日本人だから何もできないって思われてたのが悔しくて(実際ソロモンでの生活では、火を起こしたり、畑耕したり全くできない同然だった)できるだけ彼女たちと同じようにやれるように、やってきて少しずつシェアメートもやれるじゃぁん!ってちょっと仲間に入れた気分です:)
まぁ日本ではそんなできても、使えるときはあんまりないんだけどね。。。
ちなみにシェアメートは普通のスプーンで缶をあけることができるのだそう。。。
2011年7月10日日曜日
ワークショップ in ヴィサレ
体育隊員の先輩隊員がワークショップを行うということで、
私も参加することに。。。
同じ島のガダルカナル島の西のほうにある首都から車で約1時間くらい走っていくとあるビサレ村。
そこの学校でワークショップに参加したんだけど、まぁ環境がとってもナイスなとこでした。
学校の敷地から歩いて1分でキレイなビーチがあって、道もコンクリート道じゃないけど、平な道。
まぁ歩きやすいこと。
一緒に行った子どもたちとさっそく泳いじゃいました。
ビーチに生えていた木からたくさん落ちていた実
それを石で割って食べる子ども達
ナリーナッツって呼ばれる木の実で結構小さいんだけど、味が濃くて深い味
そして本題のワークショップは前半は講義
ワークショップの内容は体育隊員プロデュース 体育授業の組み方
受講者は先生だけどまぁ気楽な感じでやっぱりソロモンタイムで
受講者の先生達も予定開始時間より30分遅れでみんな集まり開始
集合はゆっくりだけど始まるとけっこうみんなノートとったり
真剣に聞いている様子でした
講義が終わり 後半は実践編でサッカーボールを使って
ミニゲームなんかしたり みんなノリがよくてよく笑うし
ゲームになると みんな必死!!
ソロモン人は恥ずかしがり屋さんが多くて特に新しいこととか皆のみてる中でやるとなると控えめなんだけど、いざやるとノリはいいし
大はしゃぎで楽しい
そんなワークショップ2日間も終わって しばし楽しみました
夜は ビサレに住んでいる隊員2人が竹を山からとってきてくれて
なんと流しそうめん!!をやりました
日本でもこんなちゃんとした流しそうめんやったことなかったから
すんごい楽しかった♪
私の任地 ベティバツは水がすんごい貴重になってくるんだけど
ここビサレは川の水を配水管を通して村まで引いてきてて
水が常に出てる状態
ベティバツでは考えられない状況で 水の豊富さですごい
街の豊かさが感じられました
水の大切さをすごく身にしみて感じている今日この頃です
昔は文明は川の側で発達したようだけど 大納得!!
生活に水はかかせませんね!!
電気なんて人間にとって便利なものであって 必ず必要ってわけではないな。。。って
思わされてるソロモンライフ
学校から歩いて1分のヴィサレの素敵なビーチ
追伸
ワークショップをやった教室は日本でいう小学4年生のクラスで
教室内は子ども達が描いた絵が飾ってあり
すんごくうまく描けてるので興味深く見てると
さらに興味深い絵が1つあり 思わず写真撮っちゃいました
見えますか。。。?
縦に撮った写真が横のままで見にくいかもだけど
人の顔がうまく描けてるんだけど なぜか頭から何かが生えてます!!
これはどういう状況なんでしょうか。。?
他の子達の絵を見てもみんなソロモンの家やら庭を描いていて
特に絵のお題は空想世界とかそんなんじゃないみたいで
普通に生活の1場面を描いてるんです
この子も 人の顔の他は家とか描いてるんだけど
なぜか人の頭から何かが生えてる!!
この絵を描いたときのこの子の頭の中の想像の世界を見てみたい☆
私も参加することに。。。
同じ島のガダルカナル島の西のほうにある首都から車で約1時間くらい走っていくとあるビサレ村。
そこの学校でワークショップに参加したんだけど、まぁ環境がとってもナイスなとこでした。
学校の敷地から歩いて1分でキレイなビーチがあって、道もコンクリート道じゃないけど、平な道。
まぁ歩きやすいこと。
一緒に行った子どもたちとさっそく泳いじゃいました。
ビーチに生えていた木からたくさん落ちていた実
それを石で割って食べる子ども達
ナリーナッツって呼ばれる木の実で結構小さいんだけど、味が濃くて深い味
そして本題のワークショップは前半は講義
ワークショップの内容は体育隊員プロデュース 体育授業の組み方
受講者は先生だけどまぁ気楽な感じでやっぱりソロモンタイムで
受講者の先生達も予定開始時間より30分遅れでみんな集まり開始
集合はゆっくりだけど始まるとけっこうみんなノートとったり
真剣に聞いている様子でした
講義が終わり 後半は実践編でサッカーボールを使って
ミニゲームなんかしたり みんなノリがよくてよく笑うし
ゲームになると みんな必死!!
ソロモン人は恥ずかしがり屋さんが多くて特に新しいこととか皆のみてる中でやるとなると控えめなんだけど、いざやるとノリはいいし
大はしゃぎで楽しい
そんなワークショップ2日間も終わって しばし楽しみました
夜は ビサレに住んでいる隊員2人が竹を山からとってきてくれて
なんと流しそうめん!!をやりました
日本でもこんなちゃんとした流しそうめんやったことなかったから
すんごい楽しかった♪
私の任地 ベティバツは水がすんごい貴重になってくるんだけど
ここビサレは川の水を配水管を通して村まで引いてきてて
水が常に出てる状態
ベティバツでは考えられない状況で 水の豊富さですごい
街の豊かさが感じられました
水の大切さをすごく身にしみて感じている今日この頃です
昔は文明は川の側で発達したようだけど 大納得!!
生活に水はかかせませんね!!
電気なんて人間にとって便利なものであって 必ず必要ってわけではないな。。。って
思わされてるソロモンライフ
学校から歩いて1分のヴィサレの素敵なビーチ
追伸
ワークショップをやった教室は日本でいう小学4年生のクラスで
教室内は子ども達が描いた絵が飾ってあり
すんごくうまく描けてるので興味深く見てると
さらに興味深い絵が1つあり 思わず写真撮っちゃいました
見えますか。。。?
縦に撮った写真が横のままで見にくいかもだけど
人の顔がうまく描けてるんだけど なぜか頭から何かが生えてます!!
これはどういう状況なんでしょうか。。?
他の子達の絵を見てもみんなソロモンの家やら庭を描いていて
特に絵のお題は空想世界とかそんなんじゃないみたいで
普通に生活の1場面を描いてるんです
この子も 人の顔の他は家とか描いてるんだけど
なぜか人の頭から何かが生えてる!!
この絵を描いたときのこの子の頭の中の想像の世界を見てみたい☆
2011年6月13日月曜日
鶏
先輩隊員が村から鶏をもらってきた
袋(といってもヤシの葉であまれたもの)に
入っていた鶏
袋から鶏だしてるとこ
とっても頼りになる鶏をさばける先輩隊員が。。。。
まずは血抜き
首にナイフをいれて
頭を切り落とし
血が出なくなるとお湯に一度つけます
そうすると羽がとりやすいそうです
簡単にぽろぽろと羽がとれていきます
鳥の姿からだんだん
肉屋さんで見られる状態になってきた
全部羽を取り除いて。。。
15分前はコッココッコ鳴いていた鳥が
こんな姿に
とっても手際のいい先輩隊員の手により
鳥さしみや内蔵の焼き鳥などなど
初めての鶏をさばくとこを見てうーって思いながら
見たら食べれないんだろうなって思ってたけど
いざ、お皿にのってでてくると
うまい!!
なかなかのいい経験をさせて頂きました
(見てただけだけど。。。)
袋(といってもヤシの葉であまれたもの)に
入っていた鶏
袋から鶏だしてるとこ
とっても頼りになる鶏をさばける先輩隊員が。。。。
まずは血抜き
首にナイフをいれて
頭を切り落とし
血が出なくなるとお湯に一度つけます
そうすると羽がとりやすいそうです
簡単にぽろぽろと羽がとれていきます
鳥の姿からだんだん
肉屋さんで見られる状態になってきた
全部羽を取り除いて。。。
15分前はコッココッコ鳴いていた鳥が
こんな姿に
とっても手際のいい先輩隊員の手により
鳥さしみや内蔵の焼き鳥などなど
初めての鶏をさばくとこを見てうーって思いながら
見たら食べれないんだろうなって思ってたけど
いざ、お皿にのってでてくると
うまい!!
なかなかのいい経験をさせて頂きました
(見てただけだけど。。。)
ソロモン人って。。。
ベティバツの村に派遣されて約2ヶ月
少しずつソロモン人ってのが見えてきた気がする
もちろんやっぱり、ソロモン人で1つではくくれないと思う
色んな日本人がいるように色んなソロモン人がいる
それでも日本人の私から見るソロモン人って。。。。
彼らはとってもシャイ
私は小、中、高校の敷地に住んでるから幼稚園への通勤時は
たくさんの通学してくる生徒とすれ違うんだけど
とりあえずモーニング!って皆に挨拶
恥ずかしそうに小さなこえだったり、すれ違ったあとにキャーって言って
走っていったり。。。
彼らからすると私は外国人の私
村では結ういつの日本人
今まで何人かのボランティアが入っていたけど
それでもやっぱりまだ物珍しいんでしょうね。。。
そして慣れてくると、すれ違うたびに
『どこ行くの?』の質問攻め
あまりにも同じ質問ばかりしてくるから
だんだん私の答えもおろそかになってきてしまう。。。
その質問も挨拶と同じなんだって思えてきて
質問されても今日は○○幼稚園!って先に進みながら挨拶程度に答えてた
毎回同じ質問ばっかりいいかげんにしてー!!
みたいな。。。
でもしばらくして
会話のきっかけ。通勤中でも日本みたいに時間に追われてないんだから
もう少し1つ1つ丁寧に。。。
と思うようになってきた
すれ違い様の『どこ行くの?』の質問に私も立ち止まって、答えることに。。。
すると、『あーそうか。』でだいたい終わるんだえど
たまにはそれから話が進み
『あーそれならこっちの道が近いよ』
だTか
『今週末は○○村のイベントがあるよ』
だとか、ふとした情報が入ってきたりする。
テレビも新聞ももちろんインターネットもないこの村では
情報の伝達って、人から人しかない。
そんな環境で、何度か彼らの情報力に驚かされたことがある。
彼らは時間たっぷりあるから、お話好き。
良くも悪くもそんな会話の中にはたくさんの村の人達の噂も飛び交う。
そんな中での結一の日本人の私の噂もびっくりするくらい早く遠くまでいっている。
私は知らなくても彼らは私の事をみんな知っている。
知らない間にあっという間に私の行動は噂になる。
少しそういうのが、窮屈に感じるときもある。
あまりにも村人が近い。
皆が見ている。。。。
だけど、まぁこれも皆が注目しているのはいい事と捉えていって
この人から人への情報力の早さを何かうまく、
いい方向に利用できないかなぁって考え中です
ソロモン人って。。。
彼らには”ワントクシステム”ってのがあって、
血縁関係があれば一緒に住んでいることが多い
なもんで1つの家にたーくさんの人が住んでる事もしょっちゅうで、
仕事がないとか家がないとかでも、従兄だったり、誰かしらの血縁関係がある人のとこに
居候しています。
ただでさえ子どもの数も多いのに(平均だいたい6、7人兄弟!!)
首都ホニアラには地方から仕事を求めてたくさんの人がやってくるんだけど、
仕事につけない人がたーくさんいて問題になってるんだけど、
ホームレスってのは1人もいません。
なぜなら”ワントクシステム”があるから。
1人がいい仕事を持っていると10人以上が一緒に暮らしているけど、
働いている人は1人ってのも普通です。
私たち日本人の働かざる者喰うべからず。的な考えからすると、
働いている人だけが大変なような。。。
感じに見られるんだけど
こっちの人たちの考えは”ある人はない人に与える”って感じでしょうか。
だからもらうってことも感覚的にあたりまえって感じが見受けられます
うーん。。それが堕落している人を作ってしまう気もするんだけど、
助け合おう精神はとても素晴らしいと思うし、
どっちがいいとは一概にはいえないですね。。。
田舎で育った私も昔の自分が小さかった頃の記憶をたぐいよせてみると、
似たような感じだったなあって思うのが、近所の人が他の人の家に
上がり込むことが普通なこと
もちろん顔見知りなんだけど
近所の子どもも当たり前のように家にやってきて、
その辺にあるものも勝手に触りまくり、遊び道具になり
お腹が空いていれば何か食べ物があればこれ食べたいって当たり前のよう
に言ってくる
(さすがに大人はそんな勝手気ままな感じじゃないけど)
でもこれって近所の人みんなで子どもを育ててるって感じがします
3歳くらいの子どもでも
親の目から離れて近所の家に遊びに行ったり川で泳いでいたり
でも1人で川で泳いでいても誰かが川で洗濯していたり。。
親が子どもがどこにいるかわからんくても、誰かが知っている
こんな環境って子どもにとっていい環境だなあって思います。
他にもソロモン人って。。。
まだまだあるけど今回はこのくらいで
また第2段いつか書きたいと思います
近所の子どもにタオルを巻いてみました。
子どもってやっぱりどこの国でもかわいい
2011年6月2日木曜日
自然と共に生きる
ベティバツに赴任してからあっという間に1ヶ月が。。。
6つの幼稚園を1日1つづつ巡回して先生たちに指導するのが私の仕事
私お家からどこも30分から1時間かけて
もちろん歩いて出勤
山道を歩いていくんだけど
雨が降ればまぁ歩くのが大変!
コンクリート道なんてないわけで、ベティバツの土は粘土質の為
ツルツルって滑る
膝下くらいの深さの川をじゃぶじゃぶと渡って
ちょっと崖を登って。。。
朝から毎日エクササイズです。
今まで歩く為にこんなに筋肉はつかわなかったなぁ
こんな道も!!
出勤通りじゃないけど、ある村に行くために渡る
川の上の橋(大木)
スリルありありです
家は学校(小、中、高)の敷地内に建っていて小高い丘の上
ここを上り下りするだけでも息切れしていたんだけど
最近はちょっとづつ慣れてきました
でも、雨が降った日は必ず最低1回は尻もちつくのが習慣に。。。
でもこの家からは学校の広いグラウンドがよく見渡せます
ソロモン人はサッカーが大好きです
学校だけでなく大人もこどももあちらこちらでサッカーをやってます
そして私の家から見下ろせるグラウンドでも毎日サッカー
そして家の周りを囲むように畑があります
これもシェアメートが草むらを耕して畑にしてます
2人のシェア目とは学校の先生で今年赴任
若いのによく働く働く
たまには朝から仕事行く前にだったり仕事から帰ってきても
畑仕事をよくやってます
そんな畑仕事をよくやる2人だけど
1人は
『職員室んあんて行った事ないよ。。。だって教頭先生怖いんだもん。。。』
学校の先生が職員室に行った事がない。。。!!
笑っちゃいました。。。。
そんな生徒みたいなこと言っている先生も
畑仕事はよくやります。
まぁこれも生きていく上で必要ですね。。。
芋やらとうもろこしやらその他の野菜もそだててます
そして私も日本から持ってきた野菜の種を植えてみました
ツナ缶を鉢にして種まき
1週間くらいで芽がでてきた!!
日中は日差しがとっても強いから葉ものの野菜は
しおれてしまうんだけど朝になればしゃきっとたってくれてるから
日本より成長が遅いみたいだけどゆっくりと成長してくれてる
初めて種から自分で野菜を育ててみてるけど
毎日、育ってる野菜を観察するのも楽しいです
雨が降っても畑と生活用水のためにありがたくて
(歩くのは大変になるけど)
晴れたら洗濯3時間で乾くし
夜は、付きがでてないときは空は満点の星空で
下を見ると蛍がたくさん飛んでて
付きが出てるときは月明りで水浴び(お風呂)ができて
前よりもずいぶんと自然を意識しながら
自然とともに生きている感じです
2011年5月6日金曜日
高貴な遊び
魚釣りに行くっていう話があったので
私も行きたい!って先輩隊員たちのフィッシングに参加させてもらった
あんまり詳しいことは聞かずに
明日は5時半出発だから。ってことだけ聞いて。
張り切って翌日はまだ陽が明ける前にドミトリーを出て
みんなと合流してから話を聞くと
なんと船を1隻チャーターしてるらしい!!
運転手つきです!
すげぇ!!
そんなん初めての経験♪
ボートに乗って海に出ると朝焼けが
ベティバツは山の中だし首都ホニアラも北の方角に面しているからソロモンではなかなか朝日が見れません。。。
1時間くらいは沖のほうに出ていって。。。
釣りといっても船に釣り竿もセッティングされていて
セッティングもドライバーの人がやってくれるし
お客の私たちはただ食べてしゃべって。。。
とりあえず魚がかかるのをただ待つだけ。。。
1時間くらいすると。。。
竿に異変が!!
それからはあっという間でした
ドライバーの人に手伝ってもらいながら
やり方を教わりながら なんとか船の近くまで魚を引っ張れました
そして連れたのがこれ!!
手応えはすごくあったけどこんな大きいなんて。。。!!
初めての大物ゲットです
お昼になって無人島に上陸してお弁当
シュノーケリングもして
とりあえずきれい!!
カラフルな魚や珊瑚や海星なんかも
さっそく釣れた魚をさばいて刺身で食べました♪
うめ〜♪
けっきょく1日で釣れた魚は2匹だったんだけど
待ってる間も食べたり話したりしてると
あっという間に過ぎていって
楽しい貴重な高貴な遊びができました
ソロモンはけっこう物価が高くて
殆どが日本と変わらないくらいします
このボート1日チャーターもけっこうなお値段だったけど
それなりの価値ありくらい
キレイな海と大きい魚に満足でした
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