2011年4月21日木曜日

フィウ村最終日

ホームステイ最終日
お世話になっているお母さんはボランティアで長いこと保育園をやっているのだそう
私も幼児教育でボランティアに来ているのでこっちの保育園はとっても興味あり
さっそく一緒い行って見学させてもらうことに
村の真ん中のコミュニティーセンターみたいな建物を使って午前中やっているとのこと
8時にお母さんのアリスさんとその息子のティモ君(4歳)と一緒に登園
もうすでにたくさんの子どもたちが待っていました
始めは歌をうたって今日は私が来ているということで
折り紙を日本のボランティアからもらったといって持ってきていて
それで何か教えてくれっていわれてとっさに折り紙で箱の折り方を皆に教えました
とっても興味を持ってみんな一生懸命におっていました
こんなことならもっと子ども達が興味もてそうなものを何か覚えておけばよかった。。。
それでもできた箱にそのへんで集めた花をいれてとてもこどもたちは嬉しそうでした
みんなで並んで記念写真

この子は初日からいっつも気づけば私の半径1メートルいないにいてくれた
ボディガード
ジャック君4歳
笑顔がとっても素敵
かわいい顔してるけど
ココナッツの川を歯でもぎとり
3メートル以上ある高さから川の中へ飛び込んだり
とってもワイルド!
しかしほんとにこっちのこどもたちは集中力があるし、
おそらくまだ全然情報社会じゃないし物もあふれていないので
難にでも興味があるのでしょう。。。
とりあえず興味を示してくれてやりがいありありです
運動能力も長けてるし、これからの私の活動(幼児教育)も楽しみです。
そんなこんなであっという間に昼過ぎになり、
お迎えの時間に
バス(トラックの荷台)に乗って村を去っているときも
たくさんの子どもがいてみんな手をふってくれて
少し涙ウルウルだったんだけど、
お世話になったアリスさん、ピータさんがまた休みの時においでねって言ってくれて
帰国前にはもう1度このフィウ村に遊びに行こうと思っています。
ここで経験した電気、水道なしの生活で1つの家庭にお世話になって
これから始まる私の自給自足的な生活も、
少しづつイメージもできてきて
不安も多少あるけれど楽しみのほうが大きくなってきています☆
そんな思いでマライタの港に着くと。。。
なんと今日は毎日出ているはずの船が運行していないとか。。。
ホニアラに戻れず、今日も港近くのモーテルに宿泊し
まさかの6日目を過ごして翌日に無事にホニアラに戻ってきました
今日は月曜日
子どもたちはみんな学校へ
ホニアラに行っているディライラのお母さんが木曜まで行ってる予定だったんだけど
私が来るからということで早めに帰ってくることに
お父さんのピータと港まで迎えに行くことに
すると村長のおじいさんが実はピータと奥さんはケンカしてて奥さんはホニアラに行ってたんだ
あなたが来てくれて奥さんも早く帰ってくるきっかけができてよかった、ありがとう。
って言われてえーーー!そうなんだ
そんな家庭の事情を知っているのは村長だからなのか。。。
いや、小さい村というのはすぐ噂が回るんだそうです
小さい村だからこそ、皆で助け合って誰もが家の中に気軽に入って。。。
といいところもあるけど、そんな噂もすぐにまわってしまう小さい村ならではの特色が見えた感じです
まぁとにかく奥さんが帰ってくるのは私も嬉しい
手前3人がお世話になっている家の3人兄弟
顔がお父さんピタにそっくり!!
ピタは左後ろお母さんアリスは右後ろの黒い服
ずっと私のお母さん代わりをしていてくれたディライラもお母さんが帰ってきて嬉しそう
お母さんがいなかったからかちょっと寂しい食事から
今日の夕食は豪華に魚やらデザートにスイカやら
今まではよく1日何やってんだろうって思ってたピータもお母さんが帰ってきたら
はりきって魚ツリに行っていました
お母さんと一緒に帰ってきた1番下の子ティモ君も芋の皮むきお手伝い
時分の腕より長くて太いブッシュナイフを上手に使っています

ここの家は特に職を持っているわけでなく本当の自給自足している家庭です
電気も水道もないので特に支払いはなく、
現金が必要なときはたまに野菜を街に売りに行っているのだとか。。。
このフィウ村に限ったことではないけど、
小さい村になるとソロモンでは殆どの家庭がそういう生活が主流になっています

夜はケロシンランプだけの明り
今日は折り紙を教えました
ケロシンランプで暗い中
みんな一生懸命折り紙の鶴をおっています
しかし覚えるのが早い。。。


2011年4月20日水曜日

フィウ村3日目

今日は日曜日
朝ご飯を済ませて午前中は協会でお祈りの日です
協会に着くともうすでにたくさんの人がヤシの葉に
昨日作った十字架をみんな持っています
私も1つもらって儀式の始まりです
神父さんが何やら話して村人が歌いながら協会に入っていきます
協会の中でも歌を何曲もうたって(とってもうまい!)
数名の神父さんが代わる代わるに色んな話をして。。。
約2時間くらい
終わってうちに帰ってまたご飯を食べて今日は サンデースクールの日だそうで
また協会に行きます
1人1つのサツマイモを持ちよってボランティアで来ている数名の先生が
年齢別でクラス分けをしてキリストについての勉強を教えてくれる時間です
3歳くらいから18歳くらいの子どもたちが
4つに別れてそれぞれの年齢にあった授業を外で受けます
1番小さいクラス

 なかなか絵本なんてものもないんでしょう
絵付きの聖書も小さい子どもたちはとっても真剣に1冊の聖書をみんなでみいっていました(意味は全くわかってないでしょうけど)



絵付きの聖書も小さい子どもたちはとっても真剣に1冊の聖書をみんなでみいっていました(意味は全くわかってないでしょうけど)
サンデースクールが終わるとまたみんなで川に行って泳ぎます
結構深くて私でも足が届かないところに3、4歳の子ども達も4、5メートルの高さからどんどん飛び込んでいきます
30メートルくらいある川幅を難なく泳いでいます

川岸の向こうの子ども達にカメラを向けると
みんなはしゃぎまくり
写真とって!!
いろんなポーズをとっています
日本で保育士をやっていた私は本当にここの子ども達の運動能力には驚かされます
やっぱり子どもの発達(子どもだけじゃないんでしょうが。。。)には
環境ってすごい大切だなって思います

フィウ村2日目

今日は土曜日
子ども達も学校は休みで、ディライラは畑に行くということで私もついていくことに
30分弱くらい歩いて畑に着いてさっそく畑仕事
サツマイモ畑で芋堀り&草とり
14歳のディライラがブッシュナイフと呼ばれる刀みたいなナイフで
器用に草を切りながら芋を掘っていく
私も見ているだけじゃ。。と思って手伝うことに
動きだすと身体全身から汗がボトボト。。。。
蚊は10秒に3匹は身体のどこかに止まってくる+ハエもぶんぶん
蚊とハエをはらいながらブッシュナイフを振り回してる私に10分もすると
向こうで休んでてって言われておとなしく陰でディライラを後ろから見守っていました
その間 ディライラのいとこの女の子2人も途中から一緒に来たんだけど
1人の女のこがしばらくいないなって思ってたらココナッツをかかえて私に1つくれた
どうやら上ってとってきたみたい
その子たちも14、15歳の女の子
もう1人の子は聞いてみると上れないみたいで 
木登りも得意な子とそうでない子といるみたい
暑い中でのココナッツジュースはとってもおいしかった
とってきたココナッツを器用にブッシュナイフで剥いて穴をあけて
まあ やっぱり自然の中で育つとワイルドに育つんだね
年頃の女の子たちがすごくかっこ良く見えた
2時間もしないうちに袋いっぱいのサツマイモがとれて畑仕事終了
そのまま近くの川に行ってサツマイモ洗って、川で汗を流す
洗濯しているお母さんたちもいました

お昼寝して1日もあっと言う間におわります
夜に外で声がたくさんするなと思ったら
近所の奥さん方や子どもたちが何やら作っています
ココナッツの葉で十字架を作っていました
明日の日曜日の協会のお祈り用の十字架だそうです
今日はほぼ満月で月の明りの下でココナッツの葉で100個以上の十字架を作ります
私もお手伝いしているとココナッツの葉でボールの作り方も教えてもらいました
その他にも冠だったり、
眼鏡だったりいろんなものをまぁ器用に子ども達は作って私にくれました
この日は12時くらいまで月の明りで皆で外で十字架作りをしていました

ホームステイ先のキッチン
と言ってももちろんガスコンロなんてものはありません
モツと呼ばれる石焼きとか
基本的には薪です

ホームステイ1日目@フィウ村

首都ホニアラからマライタ島のフィウ村まで高速船で約3時間半
朝8時にホニアラ出発して船の中では殆ど爆睡。。。
気付けばマライタ島沖が見えてきた
窓から外の景色を除くとまぁなんとも綺麗な海が。。。♪
一見南国の島のリゾート地にも見えてしまう

家は殆どがヤシの木の葉の屋根のお家ばかり
港からバス(トラックの荷台に乗ります)に揺られて30分
ホームステイするフィウ村に到着
今回私を含めて3人が1人1家庭にホームステイします
私がお邪魔するピーターさん家が最初に到着
家の中に案内されて今は奥さんは首都ホニアラにいていないとのこと
少しご主人のピーターと話してソロモン人は基本的にシャイと聞いていたんだけど
シャイだからか、まぁ話はあまり続かず少し気まずい雰囲気に。。。
そんなしてるといつのまにか近所の子ども達が壁に隠れて私を除いている
そしてまたいつのまにか気づけば 家の中に入ってきている
私がにこってすると恥ずかし嬉しそうに笑っている
私もピーターとも話がとぎれとぎれだったし子ども達と遊ぶ事に
いつのまにか外にで子どもが持っていた風船で遊んでいた
外にはオレンジの木があってたくさんオレンジがなっていた
私がじーっと見ているとまだ3、4歳くらいの男の子がはりきって木を上りだした
木になっているオレンジをどんどんとって下にいる私に投げてくれる

まだ小学校に行っていない子たちはソロモンの共用語のピジン語もわからないので
ラングスと呼ばれる部族語を話すんだけど私には全くわからないし
お互い言葉通じないんだけどまぁ子どもって
相手の気持ちを理解する能力が強いのかな。。。
と関心させられた
数時間は言葉が通じない子どもたちと楽しく驚かされることたくさんで
あそぶことができた
夕方前くらいにピーターの長女(ディライラ)が学校から帰ってきて
今回私のお世話役になってくれるのだそう
何でもディライラに聞いてと言われて
トイレ行きたいって言ったらビーチに連れていかれました
(まぁ事前に聞いていたからわかってはいたんだけど。。。あ。。。やっぱりそうか。。。みたいな感じ)
陽が沈む前に川に泳ぎに行こうって言われて 泳ぎに行ったんだけど
1日目が終わって気づいたけど、あ。。これがいわゆるおふろですね。。。って感じでした
そんなこんなであっと言う間に1日目終了
ビーチから見えた夕日がとってもロマンティックでした

2011年4月14日木曜日

ピジン語クラス終わり

約2週間のピジン語(現地の共用語)の授業も今日で終わり
10時から15時までのお昼休憩 除くと1日4時間授業でゆとり授業だったので
先生も教え方も上手で生徒は私たち3人だけで 楽しいクラスでした
ピジン語はbroken englishと言われてて そのままの通り壊れた英語
発音なんかも日本人的な感じす
ややこしいことは とりあえず。。。みたいな 感じのピジン語
日本で英語習うときに とりあえず最初に教えられる
”I MY ME MINE” なんかはありません
全部 MI(ミー)です
前置詞も ぜ〜んぶなぜか LONG です
I GO TO HOME → MI GO LONG HOME
始めはとーっても違和感あったけど まぁ わかりやすいといえば わかりやすい
って感じで ピジン語も楽しい授業でした
私は ソロモンでの2年で 何か新しいことを習得したいと思って
なんとなく 以前買っていた ウクレレを持ってきました
日本では 何かと忙しい毎日に追われていたので
 手元にあっても全然 練習してなかったけど
こっち来たら あっという間に 1日は過ぎていくものの 
自分の時間が日本にいるときよりも持てるので
何かと 1日ちょこちょこと ウクレレ練習してます
そんな話を先生にしたら 
おー! 俺はギターもウクレレもひけるぞ! 明日ウクレレもってこい!
 俺もギター持ってくるから♪
なぁんて事で 翌日 まだ ままならない私のウクレレと 
とーってもお上手な先生のギターとセッションしてみたり♪

先生もだけど ソロモン人は見てまねるのが一段と得意なようで
弾けなくても 人が弾いてるのを見よう見まねで
さらっと弾けるらしい。。。 
先生は趣味でギターは弾いていたようなんでもちろん上手にひけるけど
知らない曲でも 私のつたないウクレレにいい感じで 合わせてくれる
私が一生懸命 楽譜見て弾いた曲を1回 聞いただけで 楽譜見ないで弾いてた。。。!!
ソロモン人 すげぇ。。。
私も2年間で ちょっとでもそんな能力が ついたりしないかなぁ☆ 
なんて 思いながら 毎日すこしづづ ウクレレ弾いてます。

最後の2日の午後は ピジン語実践授業ってことで
先生とマーケットに出かけた
野菜買うときなんか いつもいってるマーケットだけど
 授業終わってからだったから
この日は 初めて昼過ぎにマーケット行ってみると いつもよりも 野菜豊富♪
私の足よりも 長そうなヤム(里芋みたいな感じ)もあったり。。。
普通は サツマイモよりちょっと大きめなくらい(後ろにゴロっと積んであるヤツ)



そんなこんなであっという間に 過ぎていった2週間のピジン語クラスも終わり
明日からは アウキという島のフィウ村に ホームステイに行ってきます
4泊5日でピジン語実践と現地の人の生活を体験しに行ってきます
私たちがホームステイするとこの家は 海からもすごく近いところだそうです♪
私の任地先もそうだけど ホームステイ先も電気、水道なしみたいです
トイレは近い海で。。。
みたいです。 任地先に行ったらあんまり変わらない生活なんだけど
いよいよ ウルルンソロモン記
体験してきます

つい 2、3日前 黄金の夕日が見れました!



2011年4月10日日曜日

南の島


ソロモン生活始まって早 10日が経ってる
ktc生活のときも感じたけど ほんとに毎日が早い。。。
まぁ充実してるってことでしょうね
ソロモン着いてからは最初の3日くらいは現地での生活についての
オリエンテーションやら何やら。。。
そして今は 現地の共用語ピジン語を習っています
でもソロモンには80以上のラングスと呼ばれる部族語があって
それになるとまーーーーったく違う言葉でついていけません
ピジン語は英語が壊れた感じだからまだ覚えやすくて
なかなか 話すのも楽しくなってきました
文法とか習ってるとソロモン人の単純さというか 大らかさというか。。。
何となく気質がわかる気がしてきました
前置詞は1つの単語で全部いけるし
3つ以上の数になると1つの単語になるし
まぁ難しくなくて よろしい感じです

そしてもちろんのこと毎日 自炊なんだけど
色んな野菜にも 挑戦してます
こっちは 思ってたよりも物価が高い!!
マクドナルドはないけどハンバーガー屋さんがあってバーガー、ポテト、ジュース、
のセットで500円近くするし
キャベツが高くて1玉500円くらい!!
日本より高い!!
でも ココナッツは1つ20円くらいとまぁ素敵なお値段♪
ココナッツ好きの私としては嬉しい価格
なもんで こちらはココナッツミルク煮の料理が多いみたい
先輩隊員に教えてもらってココナッツを削ってココナッツミルク作りに挑戦 

今私が寝泊まりしている首都にある隊員用の宿泊施設 通称”ドミ”
にいつの間にか居座ってる子猫ちゃんも ココナッツ削りを見守ってくれてます
削ったココナッツと中に入ってたココナッツジュースを少しの水で
揉んで紋で。。。ココナッツミルクを抽出!
キャッサバと呼ばれるサツマイモみたいな味の芋を
ココナッツミルクで煮て食べました
こっちは 日本にない色んな種類の芋があって楽しいです♪

 今週末はやっと!!
念願のビーチに行ってきました
ソロモンの首都だと海はすぐそこなんだけど ビーチがなくて泳げるとこがないんです。。
車持ってるシニアボランティアの方に連れてってもらって
ドミから約30分ドライブ
首都あたりでは1番キレイと言われてる”ボネギビーチ”へ
海の中から何やら突き出ているもの
戦争の悲しい跡が残っています
日本の輸送船が座礁して敵軍に攻撃されてそのままだそうです

今では魚達の家になってるけど
まだまだ残る 戦争の残骸
たくさんの日本兵がここソロモン諸島のガダルカナル島で亡くなっていったようです
今も遺骨を探しに毎年日本から来ているそうです
もう2度とこんな悲しい出来事が起こらないように祈るばかりです
海の中は やっぱりやっぱり きれいでした
今日は透明度が低かったみたいだけど それでも十分
シュノーケリング楽しみました♪
しかし やっぱりこっちの日差しは強い!!
おもったよりも あっという間に日焼けしちゃいました
これは2年後 私はどんだけ真っ黒になってしまうのだろうか。。。