2011年9月27日火曜日

CHENGE

もう2週間前くらいになるけど、引っ越しました
小、中、高校の敷地内に小学校の先生と3人暮らししてたんだけど
引っ越しの発端は、学校の会計士の酔っぱらい
(後から飲んでたことはわかったんだけど)の1言から。。。
お前はそこに住む資格は無い。。みたいなことを言われ。。。
私もその時は反論し、感情的になってしまったけど、
何でそんなこと言われるんだろうってすごいがっかりとちょっと怒りと。。
で思いっきりその後、家に帰って泣いた。久しぶりに、
息がまともにできないくらい泣いた。
活動がうまくいってないというか、
何をやっていいかわかんなくて、
村人たちのあまりにも何でもゆっくりのペースに慣れきれてなくて
1人でちょっと焦ってたのもあるのかもしれない。
色んなたまったものが一気に吹き出した感じで、
思いっきり泣いた。
そして次の日に家出した。。。(笑)
家出って行っても、首都にあがってきて事務所の人に相談に行っただけだけど。
赴任地を変更したいとまで思った。
事務所の人は意外にも任地変更の希望を認めてくれた。
今までもいろいろとベティバツは問題あったしね。この際、
いっきに手をひいてみるのもいいかもねって。。。
(色々と問題ってのは私だけでなくて前任者のときもまあちょこちょこあったみたい)
この一言で私のこのどんよりとした気持ちが少し軽くなった
それならもうちょっと頑張ってみようかなって。。。
そして、私は村に戻ることになる。。。
そして1つの村がすぐにでもおいでって言ってくれて
引っ越しの手伝いもしてくれた
(全部こどもたちが私の荷物を抱えて山道歩いて抱えて持っていってくれた)
引っ越したその日は子ども達が全て私のお世話
レインタンクがないので風呂は川になった
子ども達といくと頭から身体まで子どもたちが数人がかりで洗ってくれてVIP待遇だったし、
その日の夜は村中の子どもが来て歌とダンスを披露してくれた。



次の日は、土曜だったこともあって子ども達とピクニック

米やら缶詰やらヌードル持って、1時間くらい川沿いを歩いて。。。
河原でご飯をさっそく作る子ども達。

まだみんな小学生なのに、ちゃんとそれぞれ分担で薪集めてきたり、



石を重ねて鍋をかけれるようにしたり。。。
こっちの子どもはよく手伝いをやるので家事なんてみーんなできる。しっかり者の子ども達。






バナナの葉にご飯のせてヌードルのせてみんなで輪になって食べて。。。



泳ぎまくって、写真とりまくって(子ども達写真大好き)








今まで学校の敷地内だったからあんまり、
幼稚園意外で子どもと遊ぶ機会がなかったし、
村を満喫したーって感じだった
まだまだこれから長いからこれからどんどん満喫していくんだろうけど
とっても楽しみになりました♪

生活は薪ストーブからガスにガスストーブになったけど、
風呂、洗濯なんかは川になった
薪ストーブが恋しいけど(
薪のほうが時間はかかるけどおいしいし、楽しい♪)
部屋は広くなったし、蚊もネズミも少なくて眠りも深くなった
また違う生活になって これからがまた楽しみになった感じです

2011年9月7日水曜日

pig pig まつり

噂には少し聞いていたピグピグ(豚)祭り
定期的にやるんじゃなくて、豚が揃ったらやるまつり
前回は2年前にあったみたいで、行ってきました!!
村の人たちは100匹の豚を男たちがジャンプしたりダイブしたりして
つかまえるんだ!!って興奮気味に話してくれてたんだけど、
すごーい!って聞きながら100匹〜?ってちょっと疑ってたんだけど。。。
いざ村の子たちと一緒に行ってきました!
山道を登って約1時間半。山の頂上にある村で360度下の景色も見えて
眺めはすごいよかった♪
朝7時過ぎくらに出発して、村に近くなってくると村人の歓声が聞こえてくる
なんかワクワクしてきた
子ども達と歩く足が自然に早くなっていってました(笑)
村に着くともう始まっていてたくさんの人
すると豚が向こうからブヒー!って叫びながら走ってきて、その後ろから男の人が追いかけて、豚にダイブして捕まえてました
おー!!って興奮して見てると次から次へと豚が出てきてどんどん男が捕まえます。

男の力と勇気試しを見せてるって感じでした
見てるほうもやってるほうも、村人たちは大はしゃぎ
豚小屋があってそこから1匹づつ放されて、
豚が逃げるように棒で叩いたりしながら走って逃げ出したところを男たちが後ろから飛び乗るって感じです
捕まった豚は手足を縛られ、並べられていきます




100匹は言い過ぎかもしれないけど、100匹って言いたくなるくらいの
たくさんの豚と迫力でした。
全部の豚を捕まえおわると、1番大きい豚を葉っぱで装飾して担いでみんなにみせます。









ナイフでこすって落としたあとは、お腹を割って内蔵をとりだします。


内蔵もソロモン人は食べるようで、村人が洗って各自持って帰ってました。

ピグピグまつりは 伝統行事のようなものらしく前回もらった人たちがお返しをするような感じらしいです。豚の足をもらったら今回も足をあげてお返しする。みたいな。。。
昔はみんな配ってたそうなんですが、最近は売ったりもしてるそうです。
ちなみに今回はけが人1人。豚のキバが腕にささったそうです。
病院に運ばれました。

豚を殺す瞬間とか、解体作業のときとかやっぱり、うっっ。。。ってなる感じだったけど、その日の夜は少し豚をお裾分けしてもらったんだけど、
おいしく頂くことができました。

まつりにいた、ハイセンスな民族衣装的な服を着ていたおばあさん

2011年9月4日日曜日

大使館の支援で首都のホニアラに幼稚園が建設されている。
その幼稚園に壁画を描くことになり、私も1週間まるまるお手伝いさせてもらいました。

絵が上手な先輩隊員が下絵書いてそれを拡大コピーして
(A4サイズの紙しかないから1枚1枚張り合わせました)










その下絵の裏にカーボン紙を張りつけて















壁に下書きしていきます。








1日目終了




2日目からはペンキで色をつけていきます。
基本的には3人でやって、月曜から土曜までかかり仕上げました。
最終日は土曜だったから仕事じゃない隊員も手伝いに来てくれて、
みんなでペンキだらけになりながら塗りました



サイド










反対サイド













皆の名前も壁に残しました
















正面入り口





この幼稚園は海沿いに建っていて入り口から反対側の海が見える、
立地的にはすごくいい感じの幼稚園
ソロモンの幼稚園はまだ始まったばっかりだし、建物も少ないので
日本みたいに年齢毎に教室があるなんて立派な幼稚園はまだまだです。
広い1ルームになっていて、そこでたくさんの子どもがうじゃうじゃって感じでやっているのが
普通です。


ソロモンに自分がやった何かが残るって自己満足なだけだろうけど、
すごく達成感もあって完成した後も、いつまでも絵を見てひたっていました。。。笑
他の隊員と力を合わせて、何かをやるっていいなぁってすごく思わされるいい経験でした。



5ヶ月終了

もうソロモンに来て5ヶ月がすぎた。先を見ればまだあと1年と7ヶ月。
まだまだあるけど、もう5ヶ月経って私は何ができたのか。。。?
ソロモン人が少しわかった。村での生活に慣れた。村での生活と言っても
電気、水道なしの生活。
これは結構始めの方からあまり苦労なく入っていくことができた気がする。
今でも薪での炊事は好きだし
(米は特にガスよりもやっぱり薪のほうがふっくらと炊けておいしいですね)、
レインタンクの水はおいしく飲めるし(
ちなみにお腹を壊したことは1度もまだありません。水道水よりもおいしいです。)
日が沈んでからのレインタンクで外での水シャワーも普通になっている。
(最近は南半球は冬だから日が沈むとぐんと寒くなるから、
ちょっと遅くなると水シャワーは冷たくてちょっと勇気がいる)
ただ、やっぱりまだまだソロモン人の気質とか文化、習慣などはまだまだ、
理解しがたかったりわからないところもたくさんです。
私の任地先の村は、代々ボランティア隊員が入っていてジャイカや日本大使館、
日本の団体からの支援が入っていて、
日本だけじゃなく隣国の先進国からの支援も多い。
だからいわゆる支援慣れしていて、もらうのが当たり前みたいな感覚を持っている人たちが多い。
私のボランティア隊員としての立場はお金の面での支援ではなく技術支援なので、
基本的な考えは現地の人たちに幼児教育の大切さとか指導方法なんかを指導するってのが、
目的なんだけどまぁそんなうまく事は進みはしない。
村人たちは私が建物を建ててくれると思っている。
村人たちは私が日本人だからお金をもっていて、
何でもいいものを持っていると思っている。
ソロモン人はもらえるものはもらおうという気持ちが強く、
ダメもとでよくアレもってない?とかこれちょうだい。
とか当たり前のように聞いてくる。
やっとその物くれくれ攻撃に慣れてきて、
回避の仕方なんかも少し身についてきた気がする。
近所の若い子がヒマだからって、
何をしに来たわけでもなく無言で家に入ってきて、
勝手に家にあるラジオとか人の携帯でゲームやりだしたりしてるのにも、慣れてきた。
ソロモン人の噂好きで陰では悪い事を言ったりするくせに、
人の前ではいい事しかいわない。ものすごく八方美人もいいとこ。もわかってきた。
(これは良くも、悪くもある。
決して人の提案ややることに否定はせずに賛同する。
とりあえずはやらせてくれる。ただ明らかに間違っていることや自分のほうが知っていることでも、
否定はしないから2度手間になることもある)
そんなこんなで少しずつ、ソロモン人とは。。。ベティバツの人たちとは。。。
私の観点からだけど、見えてくるところもでてきた
私に何ができるか。何が残せるか。。。
自分の中で色んな葛藤や考えさせられるところはたくさんあるけど、
ぼちぼちとあまり先の事を考えすぎず今の自分にあった出来る事を1つずつ丁寧にやっていけたらと思う今日このごろ。

近所の学校の先生の娘ジョエ
ラジオから曲が流れているとラジオの前に立って腰を振って踊るのがこれまたかわいい