2011年5月6日金曜日

高貴な遊び

魚釣りに行くっていう話があったので
私も行きたい!って先輩隊員たちのフィッシングに参加させてもらった
あんまり詳しいことは聞かずに
明日は5時半出発だから。ってことだけ聞いて。
張り切って翌日はまだ陽が明ける前にドミトリーを出て
みんなと合流してから話を聞くと
なんと船を1隻チャーターしてるらしい!!
運転手つきです!
すげぇ!!
そんなん初めての経験♪

ボートに乗って海に出ると朝焼けが
 ベティバツは山の中だし首都ホニアラも北の方角に面しているから
ソロモンではなかなか朝日が見れません。。。

1時間くらいは沖のほうに出ていって。。。
釣りといっても船に釣り竿もセッティングされていて
セッティングもドライバーの人がやってくれるし
お客の私たちはただ食べてしゃべって。。。
とりあえず魚がかかるのをただ待つだけ。。。
1時間くらいすると。。。
竿に異変が!!
それからはあっという間でした
ドライバーの人に手伝ってもらいながら
やり方を教わりながら なんとか船の近くまで魚を引っ張れました
そして連れたのがこれ!!
手応えはすごくあったけどこんな大きいなんて。。。!!
初めての大物ゲットです
お昼になって無人島に上陸してお弁当
シュノーケリングもして
とりあえずきれい!!
カラフルな魚や珊瑚や海星なんかも
 さっそく釣れた魚をさばいて
刺身で食べました♪
うめ〜♪
けっきょく1日で釣れた魚は2匹だったんだけど
待ってる間も食べたり話したりしてると
あっという間に過ぎていって
楽しい貴重な高貴な遊びができました

ソロモンはけっこう物価が高くて
殆どが日本と変わらないくらいします
このボート1日チャーターもけっこうなお値段だったけど
それなりの価値ありくらい
キレイな海と大きい魚に満足でした

2011年5月5日木曜日

solomon kitchen

ソロモンでの台所事情
首都は電気があるので日本と同じくガスです
ソロモンはオーストラリアからきているものが多くキッチンもその1つ
写真縦に出来なくてみづらいけどこんな感じです
コンロがあって真ん中の空間はグリル
その下はオーブンになっている優れものが主流

そして私の住んでる村”ベティバツ”では電気がないので薪です
ソロモン人は火起こし名人
火起こしと言ってもマッチは使うけど日本でのバーベキューとかで
使うような着火材やそんなものはもちろん使いません
私が火をつけようと一生懸命ふーふーしていたら
12歳くらいの女の子が手伝ってくれて簡単につけていました
こんな感じです。
この薬缶のような鍋でご飯もおかずも作ります。
ご飯は意外と水も適当に時間も適当なんだけど
まだ焦がしたり失敗することがなくて自分でも何か不思議なんです
ちょっと目を離すと火も消えちゃうし
ずっと気にかけてやってるからかな。。。
でもこのご飯を炊きながらシェアメートと火の番しながらの
トーキングタイムが私は好きです

パン作りをやってみよう!
と思いたち、牛乳がない代わりにココナッツはたくさんあるので
ココナッツミルクを作って代用することに。。。
椅子の上に乗っているのがココナッツ削り器
これの上に座ってマタの間から鉄の部分を出すような感じで
ココナッツを削っていきます
楽しいです♪
好きこそものの上手なれ☆
って言葉もあるようにこれはソロモン人からもうまいね〜ってほめられました♪
まぁこれにうまい下手があるのかは。。。ちょっと疑問だけど。。。

削ったココナッツをココナッツジュースと水も足して
もんでもんで。。。
ココナッツミルク抽出完了
卵もないので卵は省略
小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、ココナッツミルク
を混ぜてこねてこねて。。。
醗酵させるために寝かせて。。。
料は全て目分量、こねる&寝かせる時間も適当
(ちなみに1人でパン作りやったのは初めてです)
うまくいくのかな〜。。。
ま〜大丈夫でしょ〜。。。
って自問自答しながら焼く段階まで来ました

シェアメートにこれ焼きたいんだけど
どうしたらいいかなって聞いてみると
”モツ”(焼き石で調理する方法)にする?って、
私はまだモツはやったことがないからうん!それがいい!
ってことで石を並べて、その上に薪をたくさんくべて
その上からまた石を置いてファイアー!!
石が熱くなるまでじゃんじゃん火をたきます
鍋の中にパンネタをいれて石を周りに並べて。。。
ツナ缶の缶でも試しに焼いてみました。
思ったよりもうまくできた感じです。
まぁ最初の予定はパンだったんだけど結果はスコーンになりました。
でもおいしかったし、これは成功ということにします。

これはソロモン人の数少ない調理方法の代表的なものの1つで
芋がこの中には隠されています
焼き石の上に葉っぱをしいて芋を並べて葉っぱでくるんで
また焼き石を乗せてさらに葉っぱで覆う
いわゆる石焼蒸し芋みたいな
2日に2食は芋食べてる感じだけど
いつもの茹でた芋よりほくほくしておいしい♪
やっぱり手間ヒマかけた分だけおいしくなりますね:)


週末にベティバツから首都に上がってきて
首都隊員の方でバーベキューをすることに♪
さすが日本人の食卓!!
場所はソロモンだけど日本人の食事は本当においしい
人がたくさん集まってたくさん作り手がいたからってのも
あるけど、たーくさんのおいしいご飯が並んで
ソロモン人や白人は内蔵系は食べないから
犬のエサ用としてとーっても安くで、肉屋でタンやらレバーやらが売っています
そして生地から手作りのピザまで作っていました!
そこの家にはドラムオーブンと呼ばれる(ソロモンではけっこう使われてる)
オーブンでピザ焼いています
色んな形があるんだけどこれはけっこう立派なタイプで
ドアもついていて下に薪いれるところがあって
周りが2重層になっているから下に入れた薪の熱が
十分に全体に回ります。
焼きたて!ピザ!!
とーーってもおいしかったです。
おいしいものを食べるってやっぱり幸せですね
工夫次第で手間ひまかければ色んなおいしい物が
こっちでも出来そうです。
日本の都会のような忙しい生活でないからこそ
料理に時間をかけれるこの幸せな日々を大切に
ソロモンと日本人のうまく融合された
何かおいしいものを発掘できていけたらいいなぁ♪

2011年5月4日水曜日

任地ベティバツへ。。。

ホームステイも終わり、これから2年間住む予定の任地先
vetibatu((ベティバツ)へとうとうです
荷物をトヨタの4WDの車へ積み込んで出発
ドミトリーからは海沿いの舗装道路を約20分走って
右に曲がると砂利道15分
その後はだんだんこれは車が走る道じゃないよね。。。
ていう道っぽいところを川(膝くらいまでの深さ)を渡ったり
ごっとんごっとんした道を無理に進んで行く
さすが日本のトヨタ!って思った
これ行けるの?って何度思ったか。。。
そんな道を15分ほど行ってようやく私の住むところに到着
ベティバツコミュニティーハイスクールの敷地内に先生用の住宅が何軒か建っています
とっても広い芝生のグランド
この左の方の丘の上に私が住む家が建っています
入り口にテラスみたいなのが少しあってそこから学校全体が見渡せて
景色はよいです
夜はもちろん周辺は明りはないので星がたーくさん
懐かしい蛍も飛んでいます

シェアメートの学校の先生カティとリネット
2人ともまだ先生1年目違う島からベティバツに今年来たのだそう
ソロモン人は子どももそうなんだけどこの2人も
とってもしっかりしていて、私の面倒をよく見てくれます
お風呂は外なんだけど、始めの何日間は
私が水浴びしてくれる間いつもついてきてくれて、
隣でギター弾いてくれたり、
炊事は薪なんだけど、火起こしもさすが!
手慣れたもんでかっこいいです

1週間ベティバツにいて、電気、水道なしの生活にも慣れてきました
まだ活動は始まってないんだけど、
ご飯作るにも火おこしからだしあっというまに1日は終わっていきます
活動は再来週から始まる予定なんで
ドミトリーがある首都へあがることに。。。
首都までは車で1時間くらいなんだけど
村人は殆どがもちろん車ありません
バスというか、送迎車みたいなんがいちよあって
朝7時と昼と1日2回村から首都へ行く車(トラックの荷台に乗ります。もちろん有料)
に乗って首都へ
日本のJRとはもちろん大違いでいちよ時間は決まっているんだけど。。。
運がよければ家を1時間半くらいで着くんだけど。。。
今回は家を出てから3時間後に首都にようやく着きました
こんな感じでトラックの荷台には人が乗れるだけぎゅうぎゅうに乗ります