2011年9月4日日曜日

5ヶ月終了

もうソロモンに来て5ヶ月がすぎた。先を見ればまだあと1年と7ヶ月。
まだまだあるけど、もう5ヶ月経って私は何ができたのか。。。?
ソロモン人が少しわかった。村での生活に慣れた。村での生活と言っても
電気、水道なしの生活。
これは結構始めの方からあまり苦労なく入っていくことができた気がする。
今でも薪での炊事は好きだし
(米は特にガスよりもやっぱり薪のほうがふっくらと炊けておいしいですね)、
レインタンクの水はおいしく飲めるし(
ちなみにお腹を壊したことは1度もまだありません。水道水よりもおいしいです。)
日が沈んでからのレインタンクで外での水シャワーも普通になっている。
(最近は南半球は冬だから日が沈むとぐんと寒くなるから、
ちょっと遅くなると水シャワーは冷たくてちょっと勇気がいる)
ただ、やっぱりまだまだソロモン人の気質とか文化、習慣などはまだまだ、
理解しがたかったりわからないところもたくさんです。
私の任地先の村は、代々ボランティア隊員が入っていてジャイカや日本大使館、
日本の団体からの支援が入っていて、
日本だけじゃなく隣国の先進国からの支援も多い。
だからいわゆる支援慣れしていて、もらうのが当たり前みたいな感覚を持っている人たちが多い。
私のボランティア隊員としての立場はお金の面での支援ではなく技術支援なので、
基本的な考えは現地の人たちに幼児教育の大切さとか指導方法なんかを指導するってのが、
目的なんだけどまぁそんなうまく事は進みはしない。
村人たちは私が建物を建ててくれると思っている。
村人たちは私が日本人だからお金をもっていて、
何でもいいものを持っていると思っている。
ソロモン人はもらえるものはもらおうという気持ちが強く、
ダメもとでよくアレもってない?とかこれちょうだい。
とか当たり前のように聞いてくる。
やっとその物くれくれ攻撃に慣れてきて、
回避の仕方なんかも少し身についてきた気がする。
近所の若い子がヒマだからって、
何をしに来たわけでもなく無言で家に入ってきて、
勝手に家にあるラジオとか人の携帯でゲームやりだしたりしてるのにも、慣れてきた。
ソロモン人の噂好きで陰では悪い事を言ったりするくせに、
人の前ではいい事しかいわない。ものすごく八方美人もいいとこ。もわかってきた。
(これは良くも、悪くもある。
決して人の提案ややることに否定はせずに賛同する。
とりあえずはやらせてくれる。ただ明らかに間違っていることや自分のほうが知っていることでも、
否定はしないから2度手間になることもある)
そんなこんなで少しずつ、ソロモン人とは。。。ベティバツの人たちとは。。。
私の観点からだけど、見えてくるところもでてきた
私に何ができるか。何が残せるか。。。
自分の中で色んな葛藤や考えさせられるところはたくさんあるけど、
ぼちぼちとあまり先の事を考えすぎず今の自分にあった出来る事を1つずつ丁寧にやっていけたらと思う今日このごろ。

近所の学校の先生の娘ジョエ
ラジオから曲が流れているとラジオの前に立って腰を振って踊るのがこれまたかわいい

1 件のコメント:

  1. ほんと、人の前では否定したり、悪いこと言わないよね。
    こっちもそうだよ。
    最近は、いろんな人間関係が見えてきて、私も関わり方を気をつけるようになったよ。
    否定しないのを、利用して、やりやすいこともあるけどね。
    ジョエかわいいねー。

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