2011年5月5日木曜日

solomon kitchen

ソロモンでの台所事情
首都は電気があるので日本と同じくガスです
ソロモンはオーストラリアからきているものが多くキッチンもその1つ
写真縦に出来なくてみづらいけどこんな感じです
コンロがあって真ん中の空間はグリル
その下はオーブンになっている優れものが主流

そして私の住んでる村”ベティバツ”では電気がないので薪です
ソロモン人は火起こし名人
火起こしと言ってもマッチは使うけど日本でのバーベキューとかで
使うような着火材やそんなものはもちろん使いません
私が火をつけようと一生懸命ふーふーしていたら
12歳くらいの女の子が手伝ってくれて簡単につけていました
こんな感じです。
この薬缶のような鍋でご飯もおかずも作ります。
ご飯は意外と水も適当に時間も適当なんだけど
まだ焦がしたり失敗することがなくて自分でも何か不思議なんです
ちょっと目を離すと火も消えちゃうし
ずっと気にかけてやってるからかな。。。
でもこのご飯を炊きながらシェアメートと火の番しながらの
トーキングタイムが私は好きです

パン作りをやってみよう!
と思いたち、牛乳がない代わりにココナッツはたくさんあるので
ココナッツミルクを作って代用することに。。。
椅子の上に乗っているのがココナッツ削り器
これの上に座ってマタの間から鉄の部分を出すような感じで
ココナッツを削っていきます
楽しいです♪
好きこそものの上手なれ☆
って言葉もあるようにこれはソロモン人からもうまいね〜ってほめられました♪
まぁこれにうまい下手があるのかは。。。ちょっと疑問だけど。。。

削ったココナッツをココナッツジュースと水も足して
もんでもんで。。。
ココナッツミルク抽出完了
卵もないので卵は省略
小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、ココナッツミルク
を混ぜてこねてこねて。。。
醗酵させるために寝かせて。。。
料は全て目分量、こねる&寝かせる時間も適当
(ちなみに1人でパン作りやったのは初めてです)
うまくいくのかな〜。。。
ま〜大丈夫でしょ〜。。。
って自問自答しながら焼く段階まで来ました

シェアメートにこれ焼きたいんだけど
どうしたらいいかなって聞いてみると
”モツ”(焼き石で調理する方法)にする?って、
私はまだモツはやったことがないからうん!それがいい!
ってことで石を並べて、その上に薪をたくさんくべて
その上からまた石を置いてファイアー!!
石が熱くなるまでじゃんじゃん火をたきます
鍋の中にパンネタをいれて石を周りに並べて。。。
ツナ缶の缶でも試しに焼いてみました。
思ったよりもうまくできた感じです。
まぁ最初の予定はパンだったんだけど結果はスコーンになりました。
でもおいしかったし、これは成功ということにします。

これはソロモン人の数少ない調理方法の代表的なものの1つで
芋がこの中には隠されています
焼き石の上に葉っぱをしいて芋を並べて葉っぱでくるんで
また焼き石を乗せてさらに葉っぱで覆う
いわゆる石焼蒸し芋みたいな
2日に2食は芋食べてる感じだけど
いつもの茹でた芋よりほくほくしておいしい♪
やっぱり手間ヒマかけた分だけおいしくなりますね:)


週末にベティバツから首都に上がってきて
首都隊員の方でバーベキューをすることに♪
さすが日本人の食卓!!
場所はソロモンだけど日本人の食事は本当においしい
人がたくさん集まってたくさん作り手がいたからってのも
あるけど、たーくさんのおいしいご飯が並んで
ソロモン人や白人は内蔵系は食べないから
犬のエサ用としてとーっても安くで、肉屋でタンやらレバーやらが売っています
そして生地から手作りのピザまで作っていました!
そこの家にはドラムオーブンと呼ばれる(ソロモンではけっこう使われてる)
オーブンでピザ焼いています
色んな形があるんだけどこれはけっこう立派なタイプで
ドアもついていて下に薪いれるところがあって
周りが2重層になっているから下に入れた薪の熱が
十分に全体に回ります。
焼きたて!ピザ!!
とーーってもおいしかったです。
おいしいものを食べるってやっぱり幸せですね
工夫次第で手間ひまかければ色んなおいしい物が
こっちでも出来そうです。
日本の都会のような忙しい生活でないからこそ
料理に時間をかけれるこの幸せな日々を大切に
ソロモンと日本人のうまく融合された
何かおいしいものを発掘できていけたらいいなぁ♪

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